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イベント受付のサービスを、正直に比べる。
S/PASS(エスパス)は、招待制イベント専用のQR受付システムです。招待メール・出欠回答(RSVP)・入場QRの発行・当日受付・来場データまでをひとつで扱い、ゲストはアプリも登録も不要、初回イベントは400名まで無料です。このページでは、招待制イベントの受付を「会の種類」「サービス」「選ぶ軸」の3段で比べます。他社の情報は各社の公式サイトの記載(2026年10月26日確認)に基づく整理で、金額は書いていません。S/PASS が向かない会も書きます。
会の種類別に、向く受付の方法
先に答えから。会の種類ごとに、向くサービスと理由です。
| 会の種類 | 向くサービス・方法 | 理由 |
|---|---|---|
| 新作発表会・プレスデー(招待制) | S/PASS、招待レセプション | 招待した人だけに送り、出席者にQRを届け、来場時刻を残せる。S/PASS は名簿の所属(媒体名)と日英の出し分けを持つ |
| レセプション・ポップアップ(招待制・複数日) | S/PASS | 期間で作ったイベントに同じQRで日ごとの入場を記録し、受付をスマホ複数台に分けられる |
| 内覧会・受注会(取引先を招く・複数日) | S/PASS、Q-PASS | 複数日の記録。来場者の属性や承認制が要る大規模な展示会は Q-PASS のような展示会向けが合う |
| 周年パーティー・式典(紙の招待状も使う) | S/PASS、ヨブナラ | Web招待状の体裁を主にするならヨブナラ。出欠と入場QRと当日受付を主にするなら S/PASS |
| 海外ブランドの日本ローンチ | S/PASS | ゲスト向けメール・回答画面・管理画面が日本語と英語 |
| 一般公開・有料チケットのイベント | Peatix、EventRegist | チケット販売と集客の仕組みがある。S/PASS にはチケット販売の機能が無い |
| 社内の勉強会・50名以下の懇親会 | Googleフォーム+スプレッドシート | 出欠を集めるだけなら無料で足りる。入場QRと当日の照合は手作業になる |
サービス別の比較(招待制の会で要るもの)
招待制の会で必要になる6つの項目で、7つのサービスを並べました。他社の欄は公式サイトの記載の範囲で書き、記載が無いものは「—」です。
| サービス | 向いている会 | 招待と出欠 | 入場QR | 当日の受付 | 無料で始められる範囲 | 料金体系の型 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| S/PASS | 招待制(発表会・レセプション・プレスデー・内覧会・周年・海外ブランド) | 名簿(CSV / Excel)から送る相手を選んで招待。出欠はメールのボタン、登録不要 | 出席回答と同時に自動送付・再送可 | スマホ・タブレットのカメラ。複数端末、二重入場は「入場済み」表示、来場時刻を記録 | 初回1件・400名まで・全機能・カード登録不要 | イベント単位の買い切り(400名まで・期限なし)か月額プロ(月3件) |
| 招待レセプション(株式会社RECEPTIONIST) | 招待制・クローズドなイベント(公式) | ゲストを CSV で一括登録し、QR付きの招待メールを送付。受付結果を管理(公式) | QR付き招待メール(公式) | スマホ・タブレットのブラウザで読み取り(公式) | 10人分まで無料(公式) | 招待枠の人数に応じた使い切り。初期費用・月額0円(公式) |
| ヨブナラ(株式会社ココチエ) | Web招待状を主にする会(結婚式・ビジネス) | Web招待状の URL で招待。出欠回答・ゲスト管理・リマインド(公式) | QR受付あり。有料プランから(公式) | スマホ・タブレット(公式) | ゲスト20人まで無料(公式) | 月額プラン(公式) |
| Peatix | 一般公開・コミュニティ・有料チケット | 公開イベントページで申込。限定公開(パスワード)も可(公式) | チケットQR(参加者アプリ) | 主催者のアプリで読み取り(公式) | 無料イベントは無料(公式) | 有料チケットの販売手数料(公式) |
| EventRegist | 法人セミナー・展示会・有料チケット | 申込ページ。招待状にQRを印刷するソリューションあり(公式) | チケットQR(公式) | チェックインアプリ(公式) | 無料イベントは Basic が無料(公式) | 決済手数料と上位プラン(公式) |
| Q-PASS | 展示会・法人イベント・プライベートショー | 事前登録フォーム・招待コード・申込の承認(公式) | 登録者にQRを発行(公式) | 受付端末(機材のレンタルあり・公式) | 1か月トライアル(公式) | 基本料金制(見積) |
| Googleフォーム+スプレッドシート | 社内・小規模 | フォームの URL を配布。出欠はフォーム回答 | 別のツールで作って貼る必要がある | スプレッドシートを目で照合 | 無料 | 無料(手作業が残る) |
他社の欄は各社の公式サイトの記載(2026年10月26日確認)に基づく整理です。機能・プランは変わることがあるため、導入前に各社の公式サイトでご確認ください。S/PASS の欄は本体の実装(2026年10月時点)に基づきます。
選ぶときの5つの軸
招待した人だけが入れるか
公開ページで申込を受ける型は、URL が広まれば誰でも登録できます。招待制の会では、名簿にある人だけに送り、名簿にある人だけが入れる仕組みかを確かめます。
出欠が名簿に自動で入るか
メールの返信を転記する運用は、人数が増えると追いつきません。ゲストの回答がそのまま名簿の状態(出席・欠席・未回答)になるかを見ます。
入場QRが出席の回答と結び付いているか
登録者全員にQRを送る型と、出席と答えた人にだけ送る型があります。後者は当日の名簿が出席者だけになり、受付の照合が速くなります。
当日の端末に何が要るか
専用の読み取り機・据え置きのタブレット・専用アプリが要るか、手持ちのスマートフォンのカメラで足りるか。受付の台数を増やしやすいかも決まります。
無料枠の型と料金体系
無料は「人数の上限」「イベント数」「無料イベントだけ無料」のどれか。有料は「人数課金」「イベント単位の買い切り」「月額」「チケット手数料」のどれか。年に数回なら買い切り、月に何件も続くなら月額が合います。
「方法」の比較はこちら
紙のリスト・表計算+フォーム・Web招待状・汎用イベント管理ツール・S/PASS を、機能の有無で比べた表はトップページと、解説記事にあります。
よくあるご質問
招待レセプションと S/PASS の違いは?
どちらも招待制の会のための受付です。公式サイトの記載では、招待レセプションは招待枠の人数に応じた使い切りで10人分まで無料、QR付き招待メールと受付結果の管理が中心です。S/PASS は初回1件が400名まで無料で、出欠の回答と入場QRの自動送付が結び付き、ゲスト向けメール・回答画面・管理画面が日本語と英語に対応し、2件目からはイベント単位の買い切り(400名まで・期限なし)です。
ヨブナラと S/PASS の違いは?
ヨブナラは Web招待状のデザインとゲスト管理を主にしたサービスで、QR受付は有料プランからです(公式)。S/PASS は招待状の体裁よりも、出欠の回収・入場QR・当日の受付・来場データを主にしています。招待状の見た目を主役にする会はヨブナラ、受付の運用を主役にする会は S/PASS が合います。
Peatix で招待制の会はできますか?
公式の記載では、イベントページを限定公開(パスワード保護)にして招待者だけに案内する運用ができます。チケット型のため参加者はチケットを取得する形になり、主催者側は専用アプリで受付します。招待状と出欠の回収を主にする会には、招待制向けのサービスのほうが手順が短くなります。
Googleフォームで足りるのはどんな会ですか?
出欠を集めるだけでよい社内の会や50名以下の懇親会です。入場QRの発行と当日の名簿照合は手作業になるため、開場直後に人が集まる招待制の会には向きません。作り方と限界は GUIDE の記事にまとめています。
出典(公式サイト・確認日)
- 招待レセプション(株式会社RECEPTIONIST)
- WEB招待状 ヨブナラ(株式会社ココチエ)料金
- Peatix 料金
- EventRegist サービス説明
- Q-PASS ガイド
- Google フォーム
- 第三者の比較記事: アスピック「イベント受付システム14選」
確認日: 2026年10月26日